電気主任技術者は、電気保安の観点から、事業用電気工作物である発電所、変電所、あるいは、その中の
自家用電気工作物である工場やビルなどは、電気工作物の工事、維持(保守点検含む)及び運用に関する保安
の監督をさせるため、電気主任技術者を取得している者の中から、受電電圧に応じた(一種から三種)選任を
しなくてはならないことが、電気事業法で、義務付けられています。(三種の場合は5満ボルト未満、5千
キロワット以上の発電所は除く)
歴史も古く、100年位前から存在していた資格ですので、詳しいことは他のホームページに掲載が多数あり
ます。
逆にそれだけ高圧電圧を扱うことが多い職種であるがゆえに命を落とす事故が後を絶たない事例が多いため
事故防止の観点からこのような責任資格が国家資格として生まれたものと考えます。