受験勉強の心構え

 

・基礎知識

・健康管理

・勉強の時間帯

 

電験は、他のネットなどでも言われているように基礎知識が最も重要と考えます。(他のHPにも多数掲載されていますが。。)

それは、毎年受験して、過去問題を10年分、20年分やろうとも、試験に不合格となることがあるからです。それは、基礎知識があいま

いであることが多いことから、出題された問いの糸口が見つからず、勘 に頼ることとなる現象と考えております。

基礎知識といっても、4科目をどこから、何から手を付けて良いのか判断に困ると思います。私もそうでした。

4科目(理論、電力、機械、法規)全部の基礎を構築しないといけないのか。気が遠くなります。

 

しかし、ここは、安心してください。

 

基礎の構築は、理論科目で十分です。理論科目は、電力、機械、法規の基礎問題を解く力となりますので、理論科目の基本問題を十分

に理解するための時間と労力を惜しまないことです。

人間、誰でも高みを目指します。これは当たり前なのですが、高みを目指す前にどんな揺さぶりでも耐えられる基礎を作って、これを

基礎に高みを目指さないと、もろくも崩れてしまいます。

 私事ですが、以前は、難易度の高い過去問の理解ばかりに積極的に取り組んでいました。何年経っても合格できず、基本を理解する

までに至っていない(いや、ほとんど無視していた)ことを気づいていませんでした。

 

この後の章で理論科目などの基礎項目について、解説しますが、基礎を理解するとは、どういうことなのでしょうか。考えたことはあ

りますでしょうか。(私は、そのことを何年も気づかずで、不合格を獲得していました。。。)

 もちろんですが、基礎の土台となるのは、健康管理です。自分自身の食生活や体内時計を把握しておくことも重要です。

 

基礎を理解するとは、相手に説明ができることだと考えます。

しかし、これって、中々、むずかしいですよね。相手もいないし、悩みます。なので、出来るだけ相手がいるつもりで、例えば、静電

気とは、電位とは、など言葉で話ができるように意識して、自分を納得させるのも一つの方法になること思っています。(自分の場合は、相手が居なければ、小声ですが相手がいると仮定して話すようにしていました)

また、出題された問題を見たとき、基礎知識で回答の糸口が見えてくるように問題(体験数)何回も繰り返したり、新たな問題を増や

ことが基礎知識の底上げにつながると確信しています。ここは非常に重要です。

 

(自分はかつて、あることで、目が覚めた体験をしました。それは、「あなたが、相手に説明して、相手がその通りに理解してくれたとき、はじめて自分自身が理解できた」と思いなさい。と、言われたことです。相手が理解できいということは、説明する方も理解が曖昧である証であることを言ったのだということです。確かに本当に理解していれば、ありとあらゆる角度から、相手に合わせて説明できますので、意味深い言葉だなと痛感ました。私自身その域には達しておりませんが。。それを目標にしております)

 

次は、電験の勉強時間についてです。

 筆者は、毎日の仕事に追われて残業、深夜まで受験勉強すると寝不足で、翌日の仕事でミスしてしまい、余計な仕事を作ってしまっ

こともありました。若いうちは、余計な仕事もこなして、切り抜けてきましたが年を重ねると、寝不足は体内時計を乱して、結局

体調を壊すことになってしまいました。やはり、健康管理は土台となる非常に大切な要素です。

 しかし、社会人(アルバイト含む)、学生ともに勉強時間は、それほど変わらないのかと思っています。それは、社会人の就業時間は、定時間と残業時間です。学生は、学校の授業時間と予習、復習時間です。どちらも、電験の受験勉強に割れ充てられる時間は限ら

れています。

どちらも、健康管理をおろそかにしないで、隙間時間をいかに有効に使って効率よく理解を深めていくかというところも考えなくては

なりません。

しかも、個人毎に体内時計を持っているので、「理解が早くなる時間帯」、「理解に時間がかかる時間帯」を実際に体験してみて見極

めておくことも大切です。(筆者の場合ですが、朝方が効率が良かったです。。)

 

 私事ですが、朝5:30起床、電車の車内で30分、そのまま24時間営業のマ〇クがあったので、紅茶などを注文して、1時間程度の勉強

した。仕事帰りは、30分電車内でやっていました。(帰りは、どうしても疲れてしまい、効率悪かったです。寝落ちして、最寄

りの駅を通過してしまうことが、しばしばありました。)帰宅後は、1時間程度、朝行った内容を見返す位にとどめて、出来るだけ早

く就寝するように心がけました。(できるだけ6時間以上の睡眠を心掛けました。)

 

 

人それぞれに、1日の生活習慣の違いや体調の変化の違いもありますので、自分の体調に合った時間の使い方の工夫が最

も大切です。