・試験会場

 

いきなり、試験会場と書いてしまいましたが、今まで、積み上げてきた基礎知識を問題冊子の心理作戦に飲まれないように、効率よく回答できるよう、筆者の経験をお話させて頂きたいと思います。

 

先ずは、試験冊子は、理論科目の例ですが、問1から問18まであって、最初のページは難問が多い気がします。精神的に落ち着いてきた後半の時間でじっくり、考えて回答しました。

あとは、各ページを全頁目を通して、パラパラと軽く見て出来そうな問題を先にやりました。やっぱり、回答が厳しそうだったら、退却して別の出来そうな問題にとりかかりました。それを繰り返して、B問題も含めてです。B問題は、(a)と(b)問題がありますが、(a)問題が回答出来れば、(b)問題も回答できるとは限りません、その逆もです。深追いしないで、別の問題に進みます。特に(b)問題は、芸術的作品とも言うべき難問も出題することも過去にもありました。(余談ですが)

この方法は、マークシートが、虫食いだらけとなりますが、問題冊子に印をつけておいて、後で、未回答がわかるようにしました。 

回答の選択肢に至らない場合は、勘で五択から選ぶしか方法はないので、運に任せました。

筆者は、過去問題をやるにしても、実際の試験を受験する意識で、こんな方法で実践しましたが、人それぞれですので、参考としてく

ださい。 

 

また、マークシートのチェックは、試験終了の10分位まえに終えたほうが精神的に楽です。

 

 (筆者は、ある年度で、全部回答したと思い込んでおり、試験終了2分前にチェックしたところ、理論(B)問題を回答していないことに気づいて、結局、勘で回答、うち1問だけまぐれで5点ゲットしてました、結果はその年は取得できませんでしたが、こういうことにならないよう、お気を付けください。余談でした。。)

 

 

ここで、ポイントをまとめてみます。

①先ほどの基本知識の反復

②過去問を利用して自分の力で回答してみる

③回答できたら、模範解答を照らし合わせてみる。(色々、発見できるかも、模範解答より、解りやすい回答となっていることもあり得ますので。)

④過去問を利用して、自分で問題を作ってみる。これは、過去問で電流値を求める問題であった場合、これを、すでに与えられている抵抗値や電源の値を導出する問題に作り変えることで、深い知識を得ることに役立つはずです。

⑤①から④まで、毎日、勉強予定を立てて、進めていきます。電験勉強時間は、学生、社会人(アルバイト含)実際、そんなに違いはないと、私は考えます。

「病んでも1時間!」必ず、継続することです。そしてたまには、自分に褒美も必要ですが。。

⑥試験問題冊子の見方は、作るほうも真剣に苦労して心理作戦を盛り込んで受験者に回答を期待していると考えます。(筆者の主観ですが)基礎をしっかり築いているかを問ているものと思われます。

 

基礎固めの重要について、イメージが浮かびましたでしょうか。

 

 

 

 

 一例ですが、下記のような回答一覧表を作成することで、日々の理解度が確認できます。